2024年5月25日
「三時三十分です。起きましょう。」
そう言って男女二人の霊に起こされた。
二人の霊は私の左側(腹部から足元にかけて)立ち私を起こした。
二人の霊、男性の身なりはよく覚えていないが
若い女性は細身で白装束であった。
ただ、二人の身体は傷一つ無く
衣服にも一つの汚れも見当たらなかった。
見覚えのない二人に起こされ
「はいはい」と起き上がり
暫く腰掛けていたが
何事もなく
その晩は再び眠りについた。
「幽霊には足がない」
そんなことはない。
少なくとも、私の出遭ってきた霊たちには
足がある。
足が在ろうが無かろうが出て来られたら
もうそれ処では無いのが常。
むしろ、何処に現れるのかを重視している。